SAVAWAYカンファレンス2013に行ってきた

SAVAWAYカンファレンス2013に行ってきた

先週、お仕事でSAVAWAYカンファレンス2013に参加して来ました。今までEC系の仕事に携わっているのに、ECの知識があまりなかったので、すごく勉強になりました。

SAVAWAYカンファレンスとは

株式会社SAVAWAYはショッピングカートサービスや多店舗展開用に商品や、在庫、受注などを一括管理できるサービスを運営している会社。そのユーザ向けのセミナーや、交流の場として年に一度カンファレンスとしを開催している。

カンファレンスの内容

色々な話が聞けましたが、印象に残っている部分だけ抜粋します。

SAVAWAY会長「勝手に大予測 Eコマース大激動」

  • 物流戦争・ポイント戦争・価格戦争勃発
  • 特に物流レッドオーシャン化。日本全国倉庫だらけ
  • O2O市場が急激成長
  • Google即日配送実験でEC参入
  • Google検索結果に商品画像、価格、レビューが表示
  • ネットスーパー・コンビニのリアル配送激化
  • キッチンタブレットの無料提供が増える
  • 32インチTV無料配布開始される
  • ショップ運営では、ブランドの信用、商品の信用、接客品質が大事

勝手に大予測なため、どこまで実現されるかはわからない。Googleは今のところGoogleショッピングをやっていますが、もっとECに乗り込んできそう。
あと強調していたのは、ショップ運営側で大事なのはおもてなしの心。楽天市場も日本のおもてなしの精神で、海外進出するという話を聞いたことがあります。実店舗とネットショップに違いはなく、お客さんに楽しんでもらうという精神が一番大事とのこと。

SAVAWAY社長「SAVAWAY2012年の振り返りと今後の取り組み」

  • カートの取り扱いジャンルはファッション・フードの成長が著しい
  • 多店舗経営増加。4店舗以上が50%以上。多店舗先は楽天96.8%。Amazonが急激に増加
  • スマホでの売上が半年で3倍成長。タブレットは5倍成長
  • カートの新機能で、会員属性に合わせたページを表示させる機能をリリース予定(性別、購入回数)

SAVAWAYはショッピングカートのサービスを運営している会社ですが、多店舗連携サービスも同時に運営しているため、楽天やAmazonなどの外部モールとの共存がうまくできているようです。大手モールはAPIを提供しており、それを利用して多店舗連携サービスを提供しています。APIを提供していないカートやモール・自社サイト等は、CSVでの連携や、スクレイピングなど強引な方法で連携せざるおえなく、それによる弊害は色々と想像出来ます。先進的な海外でも有名なショッピングカートであるShopifyでもAPIを提供しています。カートサービスでも自社サイト構築にしても、これから多店舗展開を目論むショップは増えていくと考えると、APIの提供は必須な感じがします。

モールサービスの説明セミナー

Amazon FBAで簡単た店舗展開
  • FBA = フルフィルメント By Amazon
  • フルフィルメント = 物流代行(出店サービスのオプションとして提供中)
  • 倉庫に商品を預けておけば、注文が入った時にピッキングから梱包、配送までAmazonの仕組みを借りれる
  • FBAマルチチャンネルサービス = アマゾン以外の店舗(自社サイト、他モール)で売れた商品にも対応できる

楽天でも同じよう物流の強化を始めており、今モールはただ売り場を提供するだけでなく、それ以外の部分での価値も提供しているフェーズになっているようです。送料無料にしても、物流代行にしてもいつも先行してサービス提供していくのはAmazon。ECにおいても先進的なアメリカの仕組みを取り入れているためだと思います。アメリカの動向を押さえながら、日本での独自の文化(おもてなし等)を取り入れていく必要がありそうです。

ベネッセ メディアと連携したモール
  • 育児特化モールを運営
  • 子供の生年月日を入力してもらい、月年齢に合わせたトップページやメルマガ配信

何かに特化したコミュニティを持っている会社でのショッピングモール化は、これからも増えていきそう。一昔前にSNS戦争みたいに大流行した時はそんなこと考えてもいなかったけど、確かに特定の分野に興味を持った人が集まる場所っていうのは、その分野の営業マンにとってものすごく好都合な場所。多くのコミュニティを持ってるmixiもEC系で復活を目指していそう。

まとめ

技術系じゃないカンファレンスでも、色々刺激になることが多かったです。これからもAmazonはEC界をガンガン変えていきそう。また別で知りましたが、Amazon内に独自ショップのようなページが作れるAmazon Pagesも始めたんですね。これからはAmazonや楽天等と共存/共栄の道や、日本ならではの道を模索していく必要がありそうです。